こんにちは奈良ママです
令和2年から4年の3年間について主人の年末調整で配偶者特別控除の申請をしていなかったことがずっと引っかかっていたのですが、過去5年間については還付申告が出来るということでチャレンジすることにしました。
e-Taxで自宅で出来るのですが、自信がなかったので税務署に足を運ぶことにしました
配偶者特別控除とは?
配偶者特別控除とは、配偶者の年間合計所得が一定の範囲内である場合に適用される税額控除です
納税者の年収が1,000万円以下であり、配偶者の所得が48万円超133万円以下の場合(給与所得のみの場合は年収が103万円超201万円以下)に、最大38万円までの控除を受けることができます。
本人の給与収入
- 配偶者の年収が103万円以下なら、配偶者控除
- 配偶者の年収が103万円以上201.6万円未満なら、配偶者特別控除
所得(給与所得)で表現するとこのようになります
- 配偶者の所得が48万円以下なら、配偶者控除
- 配偶者の所得が48万円以上133万円以下なら、配偶者特別控除
私の過去の給与収入は↓
令和2年度分の給与収入は 1,039,200円 | 令和3年度分の給与収入は 1,156,000円 | 令和4年度分の給与収入は 1,120,000円 |
後日自宅に届いた「市民税・県民税 特別徴収税額の変更通知書」を見ると
令和3年度の配偶者特別控除は 160,000円 | 令和4年度の配偶者特別控除は 210,000円 | 令和5年度の配偶者特別控除は 160,000円 |
となりました
手続き手順
電話予約
1月15日奈良税務署に電話をして状況を説明しました
混雑しているらしく1月31日午後2時からの予約が取れました
持って行くものは
- 銀行通帳(還付金振込用)
- 印鑑
- 主人のマイナンバーカード
- 主人の対象年度の源泉徴収票
- 妻の収入がわかる書類(源泉徴収票、課税証明書、マイナンバーカード)
当日2階の相談ブースへ
数人の方が来られていて10分程度待合スペースで待機
パソコンでの申請かスマホでの申請かを聞かれ、パソコンは台数が限られているようなのでスマホ申請にすることにしました
順番が来て、相談ブースで職員の方がつきっきりで丁寧に親切に指示してくださり、源泉徴収票を元に主人の収入金額、所得金額、社会保険料の金額などを入力し、1時間程度で入力を終了することができました
いくら戻ってくる?
すぐに結果が出て
令和2年度分の還付は 77,503円 | 令和3年度分の還付は 77,569円 | 令和4年度分の還付は 77,499円 |
でした
予想以上の還付でびっくりしました
さらに市民税・県民税の税額が変更になったことにより「還付通知書」が届き、
令和3年度の還付金は 16,000円 | 令和4年度の還付金は 21,000円 | 令和5年度の還付金は 16,000円 |
と、過払い分の市民税・県民税が還付されることになりました
どれくらい待てば返金される?
★銀行に入金されたのは2月17日でした
1か月くらいかかるかなと思っていたので2週間ちょっとはありがたいです
その後「国税還付金振込通知書」も自宅に届きました。
★過払い分の市民税・県民税については3月24日に「過誤納金還付通知書」が届き、南都銀行で受け取ることができました
注意点
マイナンバーカードの「利用者証明用電子証明書」はよく使う数字4桁の暗証番号できっと覚えていると思いますが、e-Taxの場合は「署名用電子証明書」の暗証番号(数字と英字をくみあわせたもの)が必要となりますので忘れないようにしておいて下さい
念のために子供がいる方は子供のマイナンバーカードも持参しておくとスムーズにいくと思います
まとめ
税金の還付申告は過去5年間に限りできます
配偶者の所得が48万円以上133万円以下なら、配偶者特別控除が受けれます
それに伴い、市民税・県民税の税額が変更され、払い過ぎた税金が還付される場合があります
税務署に申告に行く場合は電話予約が必要です
必要書類を事前に用意しておきましょう
これからの季節の紫外線対策に↓